今年5月、新たに診療アシスタント1名が入職しました。入職から少し時間が経ってしまっていますが、ご紹介いたします。

前職は救急隊として勤務されていました。ご家族を病気で亡くしておられ、治療の過程で在宅診療を受けたことがあったそうです。自分自身と同じような経験をされているご家族に寄り添いたいと思い、診療アシスタントとして入職してきてくれました。次のように意気込みを語ってくださいました。

「自分が経験してきたことを踏まえて、患者様やそのご家族が感じる不安を取り除けるような一言をかけられるアシスタントになりたいと思っています。ですが現在は、アシスタント業務を覚えることで精一杯という状況です。そのため、患者様のご自宅に伺っている時、患者様やご家族に寄り添いたいという自分の気持ちを、純粋に出し切れていない部分もあります。そのような中でも、ご家族の方から’’ありがとう’’の一言をいただけるだけで、この職業に就けて良かったと改めて思っています。

救急隊として勤務してきましたが、在宅診療での具体的な処置などの知識はまだまだ足りないところがあると思っています。医師と看護師がストレスなく患者様のご自宅で仕事ができるように、縁の下の力持ちとしてサポートしていきたいと思っています」

今後ともどうぞよろしくお願いします！